薪ストーブが暖かい、寝屋川のグリルヤマモトです。
2020/02/12
ブログ
今日は、グルメ情報からちょっと離れて。
先日、薪ストーブに使うための薪を取りに行きました。
大東市と四條畷市をまたがるように位置する生駒山地北西枝の飯盛山で、間引きされた木を薪としてもらいに行きます。
みなさんは、「間引き」の重要さはご存知ですか?
中には「山の木を無駄に伐採してはいけない!」と思う方もおられるでしょう。
確かに無駄に切ってはいけません。
高度成長期のニュータウン構想で、山を大きく削ってしまうのは、森林伐採になり、自然破壊につながりうる側面もありますね。
ジブリ作品の「平成狸合戦ぽんぽこ」で語られたメッセージですね。
しかし山は、適度に人が手入れをし、数が多くなりすぎた木を切ることで、木々に円滑に養分が行き渡り、木の根がしっかりと山の大地を支えるようになることで、土砂崩れの危険性が低くなります。
そして地中の水分も行きわたることで、森林がたくましく蒼く育ち、川が唄い踊りだします。
間引いた木は、我々人が建築物の木材や、割り箸、木製製品として無駄なく使うことで山の恵みをいただく。
そして感謝の気持ちを持ちながら、また山の手入れをし、山が育つ。
このサイクルを日本では伝統的に、二千余年の間続けてきたので、現代に生きる我々は今でも、木々が生い茂る山の恵みをいただくことができます。
そんな悠久の時を超えた思いを胸に、当店では週末に薪ストーブに火をつけます。
寒い日が続きますが、グリルヤマモトで暖まって行きませんか?